縮毛矯正事例(20180910)
Before(施術前)
After(施術後)
施術内容
クセ毛には、波状毛、連珠毛、念転毛‥など、いろいろな特質があります。今回のクセ毛は複合的な縮毛状態で、とてもあつかいのむずかしいタイプです。しっかりした髪に見えますが、極端に乾燥したもろい髪です。とりわけキューティクルは矯正剤のアンモニアに溶けやすく、アイロンの熱で焦げかさぶたのような髪肌に変質します。
唐突ですが、つながったウインナソーセージを思い浮かべてください。つなぎめがねじれてつぶれていますよね、このクセ毛も同じです。毛幹(髪)が隆起陥没し太さの不均一がおこり、髪がそろってならぶことができません。原因は、クセ毛のあばれとそれをつのらせる激しい乾燥です。おざなりな毛髪診断のすえ薬剤作用を優先すれば必ず失敗します。
さて、今回の施術では、油性の湿潤剤で髪の内外部を満たし薬剤塗布にそなえることを最優先しています。縮毛矯正施術は、矯正剤があってはじめて成立つ施術です。しかし今回のクセ毛に薬剤作用を優先させれば、間違いなく髪肌に傷がつき施術ダメージ毛となります。しなやかな髪に直すためには、乾燥毛の改善が重要です。
準備万端のクセ毛にエネルギーの高い薬を作用させると、毛髪はスムースに薬剤を受け入れ、狙いどおりの反応を示してくれます。反応とは、クセ毛がしなやかな髪にうまれかわる下地のことです。このあとブラシスルーストレッチをおこない、隆起陥没の毛幹を均一な太さにととのえシルクの髪をつくります。
当院の縮毛矯正施術についてのご質問やご相談いつでもお待ちしています。
お客さまのコメント
- うれしい、ほんとうに直っています。今までも髪がうそのようにしなやか、とっても気持ちがいいです。