縮毛矯正事例(20180715)
Before(施術前)
After(施術後)
施術内容
クセ毛の悩みをかかえ、失敗つづきの縮毛矯正に、疲れた面持ちでご来店いただいたのが2年半前でした。初回の施術後、カラーにご来店の際、「楽になりました。同じお店に通えたのも初めて」のお言葉を頂戴しました。矯正は今回で4回目、間をスィーブカットでつなぎ、前回の施術から1年経ちますが、毛先は直毛を保っています。しかし全体に乾燥が激しいため、髪質の改善をおこない新生部のクセ毛も直します。
今回の施術で重要な点は、縮毛矯正剤をつける前におこなう、油性の湿潤剤の作用です。髪に潤いを与え弾力性を取り戻すことが目的です。湿潤剤は当院のオリジナル薬剤ですが、中でも強力な油分をベースに作られた薬をつかいます。強靭なクセ毛が、激しい乾燥状態にある場合は、鉱物的な硬さともろさの二面性があり、まともに立ち向かうと拒絶反応を誘発します。そのため毛髪診断では、クセ毛の様子を微細に観察し、髪をいたわる施術工程を組み上げています。
あらためて、成功施術のポイントは、薬剤作用に頼るよりも、油分で毛髪の「乾燥硬化収縮状態」を和らげ、毛髪組織を立て直すことなんです。さらに湿潤剤塗布後の加温も怠っていません。もちろんクセ質に合った縮毛矯正剤の調合もしています。髪をいたわる手だてを重ねれば、クセ毛は薬剤を柔軟にうけいれてくれます。クセ質に合っている薬ですから、その効果はクセ毛の隅々までひろがります。そして、強靭な縮毛状態にあったクセ毛の芯を充分にゆるめてくれます。この後、ブラシスルーストレッチをおこなえば、しなやかな髪になります。
お客さまのコメント
- 私の髪質を良くわかってくださり、心をこめてあつかってもらえるので、安心して通えます。ほかの矯正ではすぐ戻るので、頻繁にかけなくては駄目でした。ほんとうに長くもつので有難いです。