縮毛矯正事例(20180703)
Before(施術前)
After(施術後)
施術内容
縮毛矯正をかけはじめ、10年以上になるとおっしゃるご新規様です。2か月前に矯正専門店でうけた施術も、まったく効果がなかったようです。さらに詳しく履歴を伺ってみると、どれもこれも今までの施術は、希望に程遠い結果だったようです。
矯正美容師としての所見ですが、これまでの施術でつかわれていた縮毛矯正剤では、ご新規様のクセ毛には太刀打できません。失敗原因は、縮毛矯正剤薬のエネルギー不足にあります。
さて、良く見ていただくと、毛先の曲がりが強烈ですね、先端の毛髪は7年前に出来た髪です。従って、その間にうけた施術はすべて失敗なのです。この質感の毛髪は、縮毛状態に変質している毛髪内部が、鋼(はがね)にも等しい強靭な粘りを秘めていて、一筋縄ではいかないクセ毛です。
実は、過去施術でつかわれた薬は、キューティクルの表面で、右往左往するだけで、毛髪内部に入り込むことはできません。留まった薬剤でキューティクルが溶けケロイド化します。その結果、施術後の髪質は、ドライ状態で強張り毛となり、ウェット状態ではべたべた毛となります。施術の度に、縮毛矯正ダメージ毛となります。
今回の施術のキーパーソンは、クセ毛のタイプを見抜いたオリジナルの薬と、薬剤・器具・技法の相乗効果です。とりわけ重要な役割を果たしているのが、当院の独自の薬です(髪が傷むことはなく刺激臭もありません)。 毛髪内部に浸透した薬は、鋼(はがね)のような強靭な組成部を、究極のレベルまでやわらかくします。そして、クセ毛の芯をすべて抜き去ります。
次の工程では、下地のととのったクセ毛に、ブラシスルーストレッチをかけ引きほぐします。その効果で、しなやかでふわふわのストレートヘアーとなり長持ちします。
お客さまのコメント
- こんなにきれいな髪になるんですね~、信じられません。うけてよかったほんとうにうれしいです。