縮毛矯正をかけても手入れが楽にならない3つの理由(3)
強いクセ毛の方は、従来手法の縮毛矯正では希望する髪質・髪型にはなりません。
「え!なんで」
「高いお金かけているのに!」
貴女がうけていた施術は、クセ毛のメカニズムに合っていません。いつになっても手入れのしやすい髪ならないのはそのためなのです。
今回は3つ目の理由をおつたえします。
理由(3)スキばさみのザクザクカットでクセ毛が暴れる
すでに縮毛矯正をかけているご新規様の髪は、枝毛が多く髪が毛羽立ち暴れています。なおらなかったクセ毛をスキばさみで切れば誤魔化せます。しかし!貴女の髪は枝毛だらけになってしまいます。
クセ毛を労わる技術と負荷を与える真逆な手法
今までの記事で、クセ毛に負荷をあたえてしまう手法をおつたえしてまいりました。
記事1では⇒アンモニア主体の薬で髪肌がただれてしまうこと。
記事2では⇒アイロンプレスで髪肌が焼け焦げてしまうこと。
記事3では⇒スキばさみでザクザクカットで枝毛になること。
例えが唐突ですが、アスパラガスをキッチンばさみで切ると、切り口は引きつれます(包丁の切り口とは違う)。スキばさみによる毛髪のカット面もこれと同じです。荒れたカット面は外気にふれて枝毛となり暴れ髪となります。
因みに当院では、スキばさみ不使用の毛量調整技法「スィーブカット」をします。カット面が荒れない当院独自の「手入れが楽になるクセ毛のためのカット」です。スッキリしますよ。
縮毛を直毛に変える3つの技法
(1)クセ毛に合せた施術調合薬
クセ毛の本質に作用し自然直毛にかえる下地をつくります。
(2)特殊ブラシによるストレッチブロー
クセ毛を引きほぐす技法は縮毛を直毛にかえ髪肌も整えます。
(3)スィーブカットの毛量調整で手入が楽なカット
カット面が荒れない毛量調整は手入れの楽な髪型をつくります。
以上が、クセ毛を美髪にかえる縮毛矯正施術(カットを含む)です。
貴女が希望の髪質にならないとお困りでしたら、一度ストレッチ縮毛矯正(ドクターストレート)を試して見てください。きっと!しなやかな髪の手ざわりに癒されますよ。
記事の(1)はこちらです。