縮毛矯正をかけても手入れが楽にならない3つの理由(1)
強いクセ毛の方は、従来手法の縮毛矯正では希望する髪質・髪型にはなりません。
「え!なんで」
「高いお金かけているのに!」
貴女がうけていた施術は、クセ毛のメカニズムに合っていません。いつになっても手入れのしやすい髪ならないのはそのためなのです。
実は、失敗矯正には原因が3つあります。今回から3回にわけ詳しく説明させていただきます。
理由(1)クセ毛を傷める従来矯正剤の副反応
そもそもクセ毛は、毛髪の内部にある繊維の集合体(髪の芯)に起きたねじれです。ねじれは、凝縮を繰り返しながら硬直し「クセ毛の芯」となります。なので、クセ毛の芯に効く薬をつかわなければなりません。
ところが、従来手法でつかわれる薬は「アンモニアが主体」です。このタイプの薬はクセ毛の芯に作用できません。そのため髪の表面に溜まり、キューティクルのただれを引き起こします。
的はずれな薬剤作用は致命的な施術ミスとなり、クセ毛が直毛にかわる「直毛転換の下地」をつくれません。(クセ毛のメカニズムを無視した結果です)
直毛転換の準備不足に陥っている髪に、高温処理を行えばクセ毛の組織は加熱崩壊を起こし施術ダメージ毛となります。縮毛矯正で髪が傷むのはこのためなのです。
クセ毛に合せた施術調合薬
当院が独自の調合技術でつくるクセ毛に合せた薬は、キューティクルを荒らさず、クセ毛の芯を超軟化し、縮毛を直毛にかえる「下地」をつくります。そのあとのブラシスルーストレッチでクセ毛を引きほぐすと自然な直毛なります。(クセ毛のメカニズムにそくした手法の効果です)
次回の記事(2)では、キューティクル(髪肌)が焦げるアイロンプレスの話です。