縮毛矯正事例(20191108)
Before(施術前)
After(施術後)
施術内容
矯正後に起きる様々な毛髪トラブルは技術手法の不手際が原因です。そのため、綺麗な髪を目指したはずの矯正でまさかのダメージ毛、このようなお悩みを抱えてしまう方は少なくありません。
さて、クセ毛は毛髪内部のねじれで起きます。さらにねじれは収縮を起こし硬くなります。実は、矯正の持ちが悪いのはアンモニア主体の薬のためで、硬い毛髪内部に浸透するパワーがないのです。薬剤が毛髪内部に作用なければ直りが浅くクセは戻ります。このようなことが施術の度に起きているのです。
毛先周辺のダメージは、浸透しない薬がキューティクル(毛表皮)に溜まり、アンモニアの溶解作用でふやけます。その状態の髪に高温のアイロンやブローをすれば、髪肌の焼け焦げは避けられません。
今回の施術では、根元のクセ毛部位と毛先の施術ダメージ毛を分けて対応しています。クセ毛の戻りやすい根元エリアには、芯から直す矯正の専門薬を独自の調合でつくり使用しています。
毛先エリアは他店での施術失敗部位のため、まだねじれが取れていません。さらにダメージも強いのでねじれを取る手立てと、ダメージ毛の修復を同時に行っています。綺麗な髪になりましたが、施術の完成度は70%だと思います。もう一度施術をさせていただくと、お客様が理想としていた髪型になり長持ちします。
お客さまのコメント
- 毛先の傷みがなくなり、根元のクセ毛も完全に消えました。しなやかでふわふわの髪でいつもと直り方が違います。自分の髪じゃないみたいで驚きました。